Laerdal ALS Simulator (SimPad capable) Manuel d'utilisation
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SimPad
と
LLEAP
の接続
1 . ALS Simulator
の右側から出ているケーブルと
Link Box (
写真
6)
を接続
します。
2 .
シミュレータの右下側から出ている透明なチューブを
Link Box
に接続
します。
3 .
血圧計カフをシミュレータの左腕に取り付けます。
4 .
血圧計カフの透明な空気チューブ
(
写真
7)
をシミュレータの左肩から出てい
る対応する透明な空気チューブに取り付けます。
使用の準備
輪状甲状靭帯修復テープ/頸部スキン:
1 .
修復テープを
5 cm
の長さに切ります。
2 .
輪状軟骨の開口部を覆うようにテープを貼ります。これで輪状甲状靭帯を再
現します
3 .
頸部スキンをシミュレータの頸部にある溝に沿って取り付けます
(
図
1)
。
4 .
マジックテープ
(Velcro
®
)
を留めます。
推奨
テープは隙間無く貼ってください。これにより、輪状甲状靭帯穿刺時の感覚
がよりリアルに再現されます。また、バッグバルブマスク換気時に胸郭上下
をきちんと再現できます。
瞳孔の交換
ALS Simulator
には、正常な状態を模した瞳孔が頭部に組み込まれています。
別のケースにて、様々な状態を再現するための
3
種類のプラスチック製瞳孔
(
正常、収縮、散大
)
が付属しています。
瞳孔の交換方法:
1 .
瞼を大きく開きます。この際に顔面の皮膚が裂けないように注意してくだ
さい。
2 .
付属の吸引具または爪などを使いで瞳孔を眼球から取り出します。
3 .
使用したい瞳孔を、付属の小さな吸引具を使って、または指で押し込むこと
によって所定の位置に取り付けます。
大腿部の空気タンクの充填
1 .
付属の空気ポンプを右大腿部にあるシュレーダー弁に取り付けます
(
写真
8)
。
2 .
ポンプを用い、空気タンクへ
120 psi
まで充填します。注:大腿の内部に過
圧防止弁が付いています。この弁は
150 psi
以上の圧力で作動します。この
防止弁にはリセット機能が付いています。
3 .
空気ポンプをシュレーダー弁から取り外します。
注:自動車/自転車のタイヤ用に設計されたほとんどの空気ポンプを大腿部のタ
ンクの充填に使用できます
(
例電気ポンプ、エアコンプレッサー、空気タンク
など
)
。但し、装置によって圧力の上限設定が異なりますのでご注意下さい。
使用時
推奨
•
気管チューブ:サイズ
7 .5 mm
•
ラリンゲルマスク:サイズ
# 4
•
コンビチューブ:成人用サイズまたはトレーニング用
•
ラリンゲルチューブ:
# 4
気道管理:
1 .
使用前にシミュレータの咽頭や鼻腔、およびすべての挿管チューブに、十
分な量の潤滑スプレー
(
付属品
)
または液体石けんを塗布しておいてくださ
い。その後はプロトコルに従い、必要な機材の準備を行なった後、トレーニ
ングを実施してください。
2 .
プロトコルに従い、必要な機材の準備を行なった後、トレーニングを実施し
てください。
注:不適切な換気を行うと、空気が食道に入り、腹部が膨張する構造になって
います。
気道閉塞
気道閉塞
(
手動で舌浮腫をシミュレート
)
:
1 .
胴体左下に「
tongue
」というラベルが付いているゴム球があるのを確認
します。
2 .
空気バルブを締めます。
3 .
ゴム球を数回押すと、送気により舌を膨らませることができます。
舌から空気を抜くには空気バルブを緩めてください。
気道閉塞
(
右/左/両方の肺閉塞
)
:
気道閉塞の詳しい機能および操作方法については、
SimPad
取扱説明書または
LLEAP
ヘルプファイルをご参照ください。
緊張性気胸の脱気
(
手動で緊張性気胸をシミュレート
)
:
1 .
シミュレータの左下から出ている「
pneumo
」というラベルが付いているゴム
球があるのを確認します。
2 .
空気バルブを締めます。
3 .
ゴム球を数回押すと、
3
箇所の脱気部位にあるバルーンが膨らみ、穿刺ト
レーニングの準備が出来ます。
4 .
プロトコルに従って、両側の鎖骨中線、あるいは右側の中腋窩線を穿刺し、
脱気を行います。
正しく穿刺が行なわれた場合、穿刺部位からの脱気音
(
空気の流出
)
が聞こえ
ます。
写真
6
写真
7
図
1
写真
8