Amd raid – MSI 760GM-P21 (FX) Manuel d'utilisation

Page 31

Advertising
background image

31

本付録はチップセット内蔵のRAID機能を有効にする場合の

操作や設定の方法などを説明します。

SB950 SATA RAIDは、パフォーマンスや信頼性向上のた

めに、RAID 0 (ストライピング)、RAID 1 (ミラーリング)、

RAID 10 (ストライピングとミラーリング)およびRAID 5 (パ

リティ付きディスクストライピング)をサポートします。

RAID 0: 複数のHDDを1台のHDDのように扱うことでデータ

転送の効率を向上させます。ストライピングを構成したす

べてのHDDの容量が使用できます。

RAID 1: 2台のHDDに同じデータを書き込むことで、完全

なバックアップを得ることが出来ます。ただし、2台の

HDDに同じデータを保存するため、実際に使用できる容量

はRAIDアレイを構成するHDD1台分となります。

RAID 5: RAID 5では一つのRAIDアレイに最低3台のHDDを

使用し、それぞれのHDDにパリティを分散して保存しま

す。もし1台のHDDが故障しても、残りのHDDに保存され

ているパリティデータから故障したHDDのデータを復元で

きます。ストライピングを使用しているため、読み出し速

度は高速ですが、書き込み時はパリティデータの作成を行

うためパフォーマンスは低下します。RAID5ではパリティ

データを保存するためにRAIDアレイを構成するHDD1台分

の領域が必要なため、実際に使用できるのはRAIDアレイの

HDD合計から1台分の容量を引いた値となります。

RAID 10 : RAID 1の信頼性とRAID 0の高速性を組み合わせ

たRAIDソリューションです。耐障害性、パフォーマンスと

もに高くなりますが、構成にHDD4台が必要です。また、

実際に使用できる容量はRAIDアレイを構成するHDD2台分

となります。

AMD RAID

Advertising